1991年にフジテレビで放送された伝説の月9ドラマ『101回目のプロポーズ』といえば、多くの人が懐かしく思い出すラブストーリーですよね。
浅野温子さんと武田鉄矢さんのコンビが社会現象を巻き起こし、平均視聴率23.6%、最終回では36.7%という驚異的な数字を記録したあの名作が、なんと34年ぶりに帰ってくることが発表されました!
続編となる『102回目のプロポーズ』では、唐田えりかさんと霜降り明星のせいやさんが主演を務めるという、まさに世代を超えたキャスティングが話題になっています。
鈴木おさむさんが企画・脚本を手がけ、伊藤健太郎さん、そして前作に続いて武田鉄矢さんも出演するなど、豪華な顔ぶれが揃っています。
懐かしの名作がどのような形で現代によみがえるのか、ファンならずとも気になるところです。
この記事では、オリジナル版のキャスト情報から、注目の続編キャスト、そして製作背景まで詳しくご紹介していきます。
名作ドラマの魅力を改めて振り返りながら、新しい『102回目のプロポーズ』への期待を膨らませてみませんか?
101回目のプロポーズのキャストは?

オリジナル版『101回目のプロポーズ』とは?
1991年に放送された『101回目のプロポーズ』は、まさに時代を代表するトレンディドラマの金字塔でした。
建築会社の万年係長・星野達郎を演じた武田鉄矢さんと、チェロ奏者の矢吹薫を演じた浅野温子さんのダブル主演で、恋愛に不器用な中年男性の純粋な想いを描いたラブストーリーが多くの視聴者の心を掴みました。
いわゆる「トレンディドラマ」の一つであるが、トレンディ女優の代表であった浅野の相手役としてトレンディとはかけ離れたイメージであった武田が抜擢された。当初は否定的な意見が多かったが、恋愛に不器用で冴えない男を熱演した武田の演技が話題となり、大ヒットを記録しました。
主要キャストには、達郎の弟・純平役で江口洋介さん、薫の妹・千恵役で田中律子さん、そして涼子役で石田ゆり子さんなど、現在も活躍する豪華な俳優陣が出演していました。
1991年7月1日-1991年9月16日/フジテレビ系で放送され、野島伸司さんの脚本による心に残る名台詞の数々は、今でも多くの人に愛され続けています。
続編『102回目のプロポーズ』の概要
2025年9月8日に正式発表された続編『102回目のプロポーズ』は、オリジナル版から34年後の世界を舞台にしたまったく新しいストーリーです。
達郎と薫の娘である星野光が30歳になり、彼女を取り巻く恋愛模様が描かれることになります。
「101回目のプロポーズ」で結ばれた達郎と薫。その2人の娘である光は30歳独身。
幸福なことに母親に似て美人に育ち、母親の才能を継いで人気チェリストとなっていた。
そんな光に一目惚れをするのは、33歳独身の太陽。
これまで99回、女性にフラれ続けてきた非モテ男という設定で、父親世代の物語を現代風にアレンジした内容となっています。
企画を手がけるのは放送作家・脚本家として活躍する鈴木おさむさんで、2022年、当時公開された「トップガン マーヴェリック」を見て、日本でも80年代90年代の名作ドラマの[続編]が作れるのではないかと思った時に、降ってきたのが「101回目のプロポーズ」の続編でしたと、企画のきっかけを明かしています。
全12話構成で、フジテレビでの地上波放送とFODでの独占配信が予定されているものの、放送日は現在のところ未定です。
リメイクで唐田やせいやが出演!

キャスト紹介(注目の4名)
続編『102回目のプロポーズ』の主演を務めるのは、星野光役の唐田えりかさんと、空野太陽役の霜降り明星・せいやさんです。
この二人にとって、ドラマでの初主演という記念すべき作品となります。
唐田えりかさんは光役について、このたび「101回目のプロポーズ」の続編にて達郎さんと薫さんの娘、光を演じさせていただくことになりました。大名作の前作にリスペクトと責任を胸に、今の自分の精いっぱいをぶつけて挑みますとコメントを寄せており、名作への敬意と意気込みを表しています。
一方、せいやさんは、ドラマの主役もやったことないし役者さんじゃないんでと謙遜しながらも、武田鉄矢さんのモノマネで知られる芸人としての経験を活かした演技に期待が寄せられています。
実は、せいやさんは2020年のドラマ『テセウスの船』での演技が高く評価されており、俳優としてのポテンシャルも注目されているんです。
さらに、光の恋人・音役には伊藤健太郎さんが起用され、そして前作に続いて武田鉄矢さんも達郎役で続投することが決定しています。
世代を超えたキャスティングが、新旧ファンの期待を高めています。
主人公・星野光(ほしの・ひかる)役を務めるのは、『極悪女王』(2024年/Netflix)で長与千種役を熱演し、その体当たりの演技が高く評価された唐田えりか。25年には映画『海辺へ行く道』をはじめ、多彩な作品に出演し、俳優として新たな輝きを放っている唐田が、薫と達郎の娘として生まれ、母と同じチェリストの道を歩みながら、太陽と音の間で揺れる繊細な役柄を演じる。
出典:DRAMA&MOVIE
製作背景と反響
続編制作の背景には、鈴木おさむさんの長年の想いがありました。
放送作家・脚本家として数多くのヒット作を手がけてきた鈴木さんが、引退を控えた時期に温めていた企画がついに実現したのです。
制作発表直後のファンの反応は賛否両論で、特にキャスティングについては様々な意見が寄せられています。
オリジナル版を愛する世代からは懐疑的な声もある一方で、新しい世代の視聴者からは期待の声も多く上がっているのが現状です。
放送から34年を経た2025年9月8日、続編となる連続ドラマ『102回目のプロポーズ』(全12話)がフジテレビで地上波放送・FODで独占配信されることが発表されました。
主演は唐田えりか、せいや(霜降り明星)。武田鉄矢も『101回目のプロポーズ』に続き、達郎役で出演するという正式発表により、長年ファンが待ち望んでいた続編がついに現実のものとなりました。
名作ドラマの続編制作は常にリスクを伴いますが、オリジナルスタッフとキャストが織りなす新しい物語に、多くの人が注目しています。
現代的なアレンジを加えながらも、オリジナル版の魅力を受け継いだ作品になることが期待されています。
まとめ
『101回目のプロポーズ』の続編『102回目のプロポーズ』の制作発表は、まさに時代を超えた愛される作品の証明と言えるでしょう。
1991年の名作ドラマが34年の時を経て、唐田えりかさんとせいやさんという新しい主演コンビで蘇ることは、ドラマファンにとって大きな驚きと期待の出来事です。
オリジナル版で社会現象を起こした武田鉄矢さんと浅野温子さんのコンビから、現代の若手俳優と芸人という異色のコンビへのバトンタッチは、まさに時代の変化を象徴しています。
鈴木おさむさんの企画・脚本により、現代的なアレンジを加えながらも、名作の DNA を受け継いだ作品として生まれ変わることでしょう。
放送時期はまだ未定ですが、フジテレビでの地上波放送とFODでの独占配信が予定されており、多くのファンが今から楽しみにしています。
オリジナル版を知る世代から新しい世代まで、幅広い視聴者に愛される作品になることを期待しながら、続報を待ちたいと思います。
伝説のドラマがどのような形で現代に蘇るのか、そして新しいキャストたちがどのような魅力を見せてくれるのか、今後の展開に注目していきましょう!


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