向里祐香(こうり ゆか)さんは、近年注目を集めている日本の女優です。
その卓越した演技力と独特の存在感で、多くの映画やテレビ番組に出演し、国内外で高い評価を受けています。
特に、彼女が出演した映画『福田村事件』やドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』では、その才能が存分に発揮されています。
本記事では、向里祐香さんが出演した主な映画やテレビ番組を紹介し、彼女の代表作や魅力について詳しく解説します！
向里祐香が出演する映画やテレビ番組は？
では、向里祐香さんはどんな作品に出演しているか、見ていきましょう！
彼女は、多彩な作品に出演し、その演技力で観客を魅了しています。
特に注目すべき作品として、以下のものがあります。
映画『福田村事件』
この作品は、日本アカデミー賞で優秀作品賞・脚本賞を受賞した話題作です。
向里さんはこの映画で重要な役柄を演じ、その演技が高く評価されました。
さらに、2023年の釜山国際映画祭では、アジア・スター・アワード「フェイス・オブ・アジア」賞を受賞し、国際的な注目を集めました。
アジアでの活躍が今後期待される俳優に贈られるフェイスオブアジア賞に輝いた向里は、「賞を頂くのは今回が初めてで、それも国内ではなく海外の韓国でアワードを頂けるなんて想像もしておりませんでした。(後略)」と語った。
出典：映画ナタリー
ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』
ハリウッドが制作した壮大な戦国時代劇で、ディズニープラスのスターで全話独占配信中です。
向里さんは、日本随一の遊女・菊役を演じ、その妖艶で神秘的な演技が世界中の視聴者を魅了しました。
「ＳＮＳでは一気に海外の人からのフォローが増えて。タイや中国の方が多かったです。頑張って日本語に翻訳して書いてくださったコメントやＤＭの中には、漫画で日本語を覚えた方なのか『オマエ、やるじゃん』みたいなメッセージもありました」とほほ笑む。
出典：東スポWEB
映画『あとがき』
下北沢を舞台にした青春映画で、向里さんは主要キャストの一人として出演しています。
この作品は公開1周年を記念してリバイバル上映が決定し、多くのファンから支持を受けています。
この映画の視聴者が、レビューで彼女の演技についてコメントしています。
長くなったが、向里祐香がやはり頭一つ抜けて存在感と演技力が卓越してる
出典：映画.com
代表作や魅力を解説！
では、向里祐香さんの代表作はなんでしょうか？
彼女のの代表作として、特に『SHOGUN 将軍』での菊役が挙げられます。
この作品での彼女の演技は、多くの視聴者や批評家から絶賛されました。
菊というキャラクターは、浮世離れした美貌と気品、そして深い知性を持つ遊女として描かれています。
向里さんは、この役を演じるにあたり、徹底的に役作りに取り組みました。
彼女は新橋の芸妓さんから直接指導を受け、戦国時代の女性らしい目線や所作を学びました。
やったことがなくて、「SHOGUN 将軍」をきっかけに所作の練習をしました。個人では、新橋の芸妓さんを紹介していただいて、目線の使い方とか、初挑戦の三味線の弾き方とかを学びました。初めてのことだらけだったんですけど、ちゃんと準備する期間も設けていただいて。
出典：RIVER
これにより、菊が持つ独特の雰囲気やオーラを見事に体現しています。
さらに、向里さんは菊を演じる上で「自信」を最も重要視し、すべてを知り、コントロールできる女性像を意識して演技に取り組みました。
インタビューで「菊を演じる上で、どんなことを意識しましたか？」という問いに、以下のように答えています。
一番は「自信」です。私は“伊豆一”で、すべてを知っているし、すべてをコントロールできるんだというマインドを持つことを心掛けました。全部分かっていて観察力も鋭い。自分とは正反対ですけど(笑)、なるべく日頃から焦らないように行動しつつ、菊のそういう部分を大切にしながらお芝居するよう意識していました。
出典：modelpress
彼女の魅力は、その高い演技力だけでなく、役作りに対する真摯な姿勢や努力にも表れています。
『SHOGUN 将軍』の撮影では、ハリウッドの制作現場での経験を通じて、役者に対する心身のケアや働きやすい環境作りの重要性を学びました。
これらの経験が、彼女の演技にさらなる深みを与えています。
役者に対する、心身のケアの手厚さに驚きました。
例えば、2日連続で撮影の際は何時間開けないとセットに入れないというルールがあって休息を取る時間が確保されていたり、ハラスメントなどがあった場合に匿名でメッセージを送れるシステムがあったりと、働きやすい環境作りが徹底されていました。
まとめ
向里祐香さんは、多彩な作品でその才能を発揮し、国内外で高い評価を受けている女優です。
特に『SHOGUN 将軍』での菊役は、彼女の代表作として多くの人々の心に刻まれています。
今後も、彼女のさらなる活躍から目が離せませんね。
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